こんにちは。ラディッシュ企画編集室のマツウラです。
先日、ラディッシュ新聞取材のため、桂木小学校 本のおくりもの影絵の会の皆さんに会ってきました。子ども達のために一心に作業する皆さんの姿を見て、遠い昔子育てを頑張っていた頃の自分をふとを思い出してしまいました。
私の事はさて置き、では影絵の会の皆さんをご紹介しますね。
目次
- 本のおくりもの影絵の会とは
- 子ども達の笑顔を見たくて
- 全校生徒にしおりを
- 神戸市より賞を受賞
- まとめ
本のおくりもの影絵の会とは
桂木小学校の創立と共にPTA活動として立ち上げられた 本のおくりもの。本のおくりものでは、影絵をメインに読み聞かせ・ペープサート・人形劇・紙芝居などの活動を行っています。メンバーは約15名。活動は20年程続いています。
今日は年に一度の影絵の日。
暗幕に覆われた多目的室で子ども達がワクワクしながらまっています。
カンカンカン・・・♪拍子木の音とともに開演!まずは本のおくりもののキャラクターのトータとブータが前座を務めお話の説明をします。「さあ始まり始まり♪」。同時にスクリーンに浮かび上がった色鮮やかな世界に子ども達の目が釘付けとなりました。
子ども達の笑顔を見たくて
一日限りの公演にメンバーは一年かけて準備します。演目がきまると人形や背景作り。切り抜いた絵に色とりどりのセロハンを貼る作業が何か月も続き、これが終わればひたすら稽古。絵心ある人・手先の器用な人・効果音担当・アイデアマン・・・それぞれ得意分野を活かしながらみんなの力を結集して作り上げていきます。
演出・舞台美術・音響・設営・・・・本番直前までエネルギッシュに動き回る皆さんは「部活のノリで頑張っています!」ととても楽しそうです。
ぶんぶく茶釜・ブレーメンの音楽隊・ぼんやり山のぼんたろう・・・・バラエティーに富んだプログラムは毎年大好評。食い入るような眼差し、笑い声。子ども達の反応を肌で感じた時、次への力が湧いてくると話される皆さん。「これがあるからやめられない」と我が子が卒業してもメンバーとして在籍されてる方も多いそうです。
全校生徒にしおりを
毎回演目にちなんだしおりを約800枚手作りして、招待状代わりに全校生徒と学校職員に手渡しして喜ばれています。
当日お休みして公演を見られなかった子も「残念だったけど、しおりは大切な本に挟んでつかいます」と嬉しい言葉をかけてくれるとか。
神戸市より賞を受賞
学校創立と同時に立ち上げられたこの会は、長きに渡る活動が認められ神戸市より「神戸の未来を担うこども育て賞」を受けました。
ただ、笑顔を見たいという一心で活動を続ける本のおくりものの皆さん。これからも素敵な夢を贈り続けてくださいね。
まとめ
皆さんとても生き生きと活動されていました。
語り・音楽・美術が三位一体となり立体的に浮かび上がってくる影絵。これを見て育った桂木小学校の子ども達は本当に幸せだと思います。本のおくりもの影絵の会の皆さん、子ども達のためにこれからも息長く活動を続けてくださいね。
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